推しザルに会いに・日本モンキーセンター(名古屋1泊)
秋もいい感じに深まってきました。
ふと思い立って、シロガオサキのモップくんに会いに行くことにしました。
何を言ってるかわからない方、まずはこちらの動画をご覧ください。
【今日のモップくん】
— 日本モンキーセンター(公式) (@j_monkeycentre) June 16, 2019
エビバディパッション!!
とか、言わない。言えない。
だってモップくんはパッションフルーツ嫌いなんだもん。(根本)#今日のモップくん #モップくん #シロガオサキ #パッションフルーツ pic.twitter.com/9JH3qP0hMs
世の中にはまだまだこんな面白い生き物がいるんですね。長生きはしてみるもんです。
好きなアイドルのライブ遠征に行くようなノリで、推しのサルを見に行く。今回は、そんな旅です。
もくじ
すごく長い記事になってしまった、、、
観光計画
日本モンキーセンターは、愛知県の名古屋の北の方、犬山市というところにあります。
名古屋から犬山までは電車で30分弱です。
魅力がないとか意外と行くとこないとか言われる名古屋。ですが、今回の目的はモンキーセンターなので、おまけ的にちょこっと観光できればいいと思ってました。
ところが、こちらのサイトでいわゆるB級スポットを調べてみますと、あるわあるわ、、、。愛知は珍スポの宝庫なんですね。ただ、珍スポに行くには車が必須、と言っても過言ではありません。 免許取得から10年、運転歴0日(教習時除く)の私には無理...。どうしても行きたかった桃太郎神社も、バス、タクシー、徒歩、すべて時間の都合がつかず、泣く泣くあきらめたのでした。
結局、
1日目名古屋駅~伏見周辺散歩
2日目 犬山城~城下町~日本モンキーセンター~名古屋駅周辺散策という無理のない行程にしました。
交通+宿泊
東京⇔名古屋の最安は高速バスで片道3000円くらいなんですが、6時間くらいかかってしまいます。老体にはつらいことと、できれば時間を有効に使いたいことから、今回は高級車の新幹線を使うことにしました。
ホテルは新幹線とセット売りしてるものがお得なので、ネットで探した結果、JR東海ツアーズのこれにしました。往復新幹線(こだま)+宿泊+朝食付きで20400円です。コツコツ貯めてた500円玉貯金を使います。
旅行前
なんと前々日の夜にびっくりするぐらい嘔吐してしまい、その後熱も出て、「うそでしょ、、、?」ってなったんですが、吐き気止めとか解熱剤とか胃薬とか飲みまくって1日安静にして、気合で行きました!!
1日目 名古屋~伏見
名古屋
新幹線を降りると、そこは名古屋だった。だって名古屋で降りたから~
名古屋駅は、「うん、名古屋だね」って感じで、東京とさほど変わりませんでした。しかし右も左もわからないので、ちょっとドキドキします。
伏見 名古屋クラウンホテル
宿泊は伏見の「名古屋クラウンホテル」です。
名古屋駅にほど近い伏見駅周辺は、東京で言う丸の内のようなところ。特徴のない大きなビルと大きな道路が続き、ちょっと迷ってしまいました。グーグルマップを頼りに、無事にホテルの場所を確認してから、目の前にあったフードコートの中のサイゼで夕食。(このホテル、周辺にコンビニやスーパー、ドラッグストアなんかもあってとても便利)
建物は結構古いのですが、宿泊客は多く賑わっていました。ビジネスホテルなんだけども、大浴場(天然温泉)があるのがポイント!
部屋は普通。女子向けアメニティは皆無なので持ってく必要あり。
寒い季節はやっぱり大浴場があるとうれしい。ほぼ24時間やってるそうです。夜9時頃行ったら激混みでした。
夜は一人なのがうれしすぎて、あんまり眠れませんでした。ひとり暮らししたい・・・
胃薬と吐き気止めを飲んで、朝食バイキングへ、、、
名古屋めしをがっつり食べる予定だったんだけどやや控えめ。胃の調子さえよければ...
2日目 犬山城~日本モンキーセンター
犬山城
ホテルから名古屋駅まで15分ほど歩き、名鉄犬山線で犬山遊園駅に向かいます。犬山城下町きっぷを買うとお得です。
犬山城に行くにあたって、犬山駅で降りるか、犬山遊園駅で降りるか迷うんですが、私は後者を選びました。なぜなら、犬山遊園駅そばの珍スポパブレスト100万ドルをどうしてもこの目で見たかったからです。
見ました!
(まあ100万ドルは置いといて)犬山遊園からのルートは大正解でした。もう景色がすっばらしい~~~!!
左に見えるのが犬山城
木曽川 夏には鵜飼が。いろんな種類のカモがいっぱい。紅葉もきれい。
木曽川の向こうは岐阜なんだって。
この景色を見たおかげで「旅行に来たな!」って気分になりました。
15分くらい歩くと犬山城に到着です。
残念ながら補修中で足場が・・・
季節外れの暑さとのぼり坂で、汗だくです。次の日、筋肉痛になったことは言うまでもありません。
4階の望楼に行くにはさらに急な階段をのぼる、、、
じいじたちが転げ落ちない様に見守る
足がすくんじゃった
朝早くて、お店あんまり開いてなかった。
犬山遊園駅は寂れた感じでしたが、犬山駅は少し栄えていて、タクシーも数台止まっていました。
日本モンキーセンター
本数は少ないですが、モンキーセンター行きのバスが出ています。5分くらいで着きます。
バスを降りて駐車場を歩いていると早速「ホゥッ!ホゥッ!ホーーーッホーーーッ」とサルの鳴き声が聞こえてきました。あー楽しみ!!
着いたーーー
時間は10時半過ぎてたんですが(10時開園)、入園ゲートで
「今日、お客さん7人目です~!いつもは子供たちくるのになあ...いや~どうしちゃったんだろうなあ~....」
って言われて笑っちゃいました。※行ったのは月曜日です。
モップくんを見に来たと伝えると、場所と、もしいなかったら係の人に言ってみて~と親切に教えてくれました。ここで、私はモップくんのアクセントが間違っていたことに気づく。。。
さあ、ここからは、サルたちの写真と園の様子を熱くお伝えしたいと思います。ついて来てくれよな・・・?
モンキースクランブル
いきなり現れるこの黒いフクロテナガザルたちにまず驚く。近い。。。すごい迫力です。
ギボンハウス
ホゥホゥ言ってた人、シロテテナガザル。モフモフした毛がたまらーーん!!そして近い。
はああああああああああかわええええええええええええええええ!!!!!!!キュン死する…
リスザルの島 ※触るのはだめ
リスザル放し飼いの島。井の頭公園のリス園のリスより、リスザルが近くに来てくれる。感動。。。
木の実とか見つけて食べちゃったりしてさ、かわええなあオイ。
WAOランドは、なんとワオキツネザルが放し飼い。※触るのはだめ
ワオが目の前!!!上野より100倍近い。ワオキツネザルのワオは輪尾っていう意味なんだって。表情豊かなしっぽ。
キリッ
そしてついに。
そのお方は南米館におりました。
モップくーーーん!恥ずかしながら、東京から会いに来ましたーーー!
ピェ
はぅあ
ぬーーん
隣の、活きのいいハイイロウーリーモンキーが気になるモップくん。
↑活きのいいハイイロウーリーモンキー
たまにビクってなったり、キョロキョロしたり。いろんな表情や挙動不審な動きを見せてくれるモップくん。
モップくーん!と呼ぶと、振り返ってくれることもありました。偶然かもしれないけど…
この後、他を見てはまた戻ってモップくんを見る、というのを何度かしました。せっかく来たからね。
南米館屋内(小型・中型サル)
小さいサルが近い!!サルの中に私ひとりなので、ちょっと緊張してたら、マーモセットにレロレロされた。ヨザルもかわいかったな。
めっちゃレロレロされました(昨日)#クロミミマーモセット#日本モンキーセンター#南米館 pic.twitter.com/LllUgqddT2
— yurucat (@ura_yurucat) November 26, 2019
アフリカ館のサルたち
他にお客さんがいなかったって言うのもあるけど、パタスモンキーはじめ大勢のサルが、一斉に私のことを見てきて、思わずフハハハハ!と笑ってしまいました。ビビると人は笑ってしまうのです。近い。サルが近い。。
アヌビスヒヒ デカい。真ん中のひと、口がずっと開いてた・・・
バーバリーマカク劇場
えーっと、あれあれ、あれ、、なんだっけ?あれよあれ。ほら~、あれ...
はっ!!思い出したッ!!
まったくや〜ね〜、年とるって、、、でもまあ自力で思い出せたから、まだ平気よね。
なーんて言ってたりして?(言ってない)
ショウハナジログエノン 美形やね。
おなじみブラッザグエノン
アフリカセンター
ニシゴリラのタロウさん。デカい、ガラス越しとはいえ近い。。。たまにこっち見る。
チンパンジーってこんなに大きかったっけ?って思うのは近いからかな。
アジア館
チベットモンキー モップくんで頭がいっぱいで、すっかりザルバ様のことを忘れていた。写真を見返したら唯一これだけ撮ってたけど、これってザルバ様、、、??
ハイ、チーズ!ってめっちゃ上から見られてる!ボンネットモンキー?トクモンキー?
モンキーバレイ
写真ではわかりづらいですが、何とヤクシマザル150頭!密度!
ヒヒの城
ヒヒにエサやりをします。
ヒヒも、当たり前のようにたくさんいます。エサを落とすとのんびり拾いに行ってパクリ。ユルさの中にも上下関係あり。
お腹が空いたので、レストランへ。
ああっっっ!!モップくんがカレーに!!
カレー食わないんかーーい!!
(胃腸の調子が悪かったので・・・)
いや~楽しい。モンキーセンター。なんでウチの近くにないのこれ。
さて、十分満喫してバスの時間も近くなってきたので、お土産コーナーでモップくんグッズを漁っていると、、、
14時からシロガオサキのスポットガイドが始まるとアナウンスが・・・!なんですと!?これは、行かねば!
急いで行くと、飼育員のNさん(Twitterの中の人)がモップくんの前に立っていて、薄々予感はしてたんですが、お客さんは私一人でした!(誰も来ないからやめようかと思ったと言ってました)。そして余談ですが、Nさんは金髪でした。
それにしても、見てください!!このモップくんの食いつきを!!
ムササビみたい
※何も持ってません
・・・・・。
この後Nさんは、クルミをちらつかせてモップくんにあげるそぶりを見せながら、なんと隣のケージのヒゲサキにあげちゃうというドSっぷりを見せてくれました。(実はモップくんはクルミが嫌いなんだそうです) モップくんが翻弄されて右往左往してる姿が、何ともたまらんかった、、、。最後にガイドが見られて、とてもラッキーでした!
こうして見ると地元のヤンキーみたいなNさんですが、イケメンの好青年です。
※許可を得てないので、念のため、モザイクかけてイニシャルにしてます。
おみやげ
モップくんハンドタオル
缶バッジ(モップくん、キュータロウ)
園の滞在時間は4時間。14:30にモンキーセンターを出て、名古屋駅を2時間くらいプラついてから帰りました。
というわけで、今回の旅はこれにて終了となります。
まとめ
日本モンキーセンターの良かったところ
- サルとの距離が近い
- ゆっくりサルを見れる
- 個性的なサルがいっぱいいる
- 飼育員さんたちがあいさつしてくれる
まだまだ書ききれないくらい見どころはありました。ジェフロイクモザルとかマンドリルとかマントヒヒとかヤギとかetc……
ここのサルたちは、すごいこっちを見てきたりとか、近くに寄ってきたりとか、色々反応してくれるので、うれしいしおもしろいです。一方的に見るより、動物と何かしらコミュニケーション取りたい欲望ってありますからね。
広さもちょうどよくて、あっち行ったりこっち行ったりも苦にならなかったです。
ちなみに唯一残念だったことは、私の好きなオランウータンが飼育されてなかったことです。昔はいたのかな?
旅にかかった費用
現地で使ったお金は1万円位だったので、かかった費用はトータル3万円位でした。高速バスを使ったり、無駄遣いしなければ、もっと抑えられますね。
すっかりサルの魅力に取り憑かれたワタシ。帰ってから、買いに行ってしまいました。
読み物としてもおもしろいし、写真もキレイ。これを読んだらサル博士。
名古屋方面に行かれる動物好きな方、ぜひ行ってみてください。
私はまたせっせと500円玉を貯めて、サルたちに会いに行きたいと思います!
それではさようなら。
モンキーセンターを支猿しよう!